裕太は木更津淳の部屋へ向かった。


「不二です。」


コンコンとノックすると


「入っていいよ。」


と返事がしたので裕太はドアを開けた。


「な!?何してるんすか!」


なんと、部屋の中で観月が木更津の髪を散髪していた。


「あぁ、これ?・・・くすくす。」


木更津が笑う。


「んふっ、どうでしょう?」


観月は木更津に手鏡を渡す。


「前髪を長めにしておきましたよ。」


「ありがとう、さっぱりしたよ!」


観月と木更津のやりとりを裕太はポカンと見ていた。


「くすくす、僕はいつも観月にヘアカットしてもらってるんだよ。
以外と器用なんだよ、観月は。」


にこやかに木更津は笑う。


「はぁ・・・そうだったんですか。」


「んふっ、今度裕太くんの髪も散髪してあげましょうか?
でも、裕太くんはロングの方が似合うと思いますけどね。」


観月が裕太をからかう。


「えぇ!?」


裕太の慌てぶりをみて二人は笑う。


「ところで、僕に何か用かい?」


木更津に聞かれて裕太はハッとした。


「あっ、そうだ。ちょっとテスト勉強教えてもらおうと思って・・・。」


「なんだ、そんなことか。
いいよ、連休は部活もないし教えてあげるよ。」


木更津は快く引き受けた。


「いい心がけですね裕太くん、頑張って下さいね。」


観月は笑いながら部屋を出ていった。


「なんとか追試は免れるようにしなきゃね。」


木更津は微笑んだ。


「はい。でも、範囲が広くて・・・。」


「まずはどの科目から勉強していこうか?」


裕太は・・・


1・「国語からお願いします。」とお願いした。


2・「英語からお願いします。」とお願いした。


3・「数学からお願いします。」とお願いした。






























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